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ジオパシックストレス

 

ジオパシックストレスとは


ジオパシックストレスは、1920年代にドイツで発見された現象です。
ジオパシックストレス(Geopathic Stress)のジオ(Geo)とは、ギリシャ語で「地球の」という意味で、パシック(pathic)は同じくギリシャ語のパソス(pathos)から来ており、「苦痛」という意味です。

 

ジオパシックストレスの原因


ジオパシックストレスは、地球の自然の電磁場環境が崩されることにより生じます。


自然の電磁場環境


地球には南極と北極があり、巨大な磁石のようになっています。磁石と同じように地球のまわりには磁場が形成されているのですが、棒磁石の磁場のように磁石を中心にした対称な磁場ではありません。地球では太陽風の影響により、下図のように太陽と反対側の磁場が尻尾のように伸びた形になっているのです。地球の周りの変形した磁場は太陽に対して一定の形をとっており、その中で地球は自転しているため、世界各地に住んでいる人々はそれぞれの場所で、一日24時間のうちに磁場の強弱を経験することになるのです。地球上の生物はみんな、生れてからずっと、この自然な磁場のリズムの中で生きています。



また、地球は、シューマン波と呼ばれる人間の脳波とほぼ同じ周波数の電磁波を出していることが知られています。この電磁波は、ドイツの科学者、WO Schumann によって発見されました。有人宇宙飛行の初期、宇宙から帰還した飛行士たちの体調が悪くなったのですが、原因が宇宙ではこのシューマン波が届いていないためということがわかりました。そこで、NASAでは宇宙船内に人工的にこのシューマン波を作り出したところ、宇宙飛行士の体調の悪化が無くなったという話は有名です。


ジオパシックストレスは、地球磁場やシューマン波のような自然の電磁場環境が様々な要因により崩れることにより生じます。


地球電磁場環境を崩す要因


ジオパシックストレスは、自然の電磁場環境が崩れることから生じると説明しましたが、それでは、その要因となるものにはどのようなものがあるでしょうか。


1. 自然要因


自然要因には、地下水脈、鉱脈、その他グリッドと呼ばれ地球全域をカバーしている電荷を帯びた格子状の帯域があります。地下水脈に関しては、特に二つの水脈が交差しているところでは、それぞれの深度は違っても強いジオパシックストレスが生じます。


カリーグリッド: カリーグリッドは、マンフレッド・カリー博士により発見されたグリッドで、その帯域は北東から南西へ走るラインと南東から北西へ走るラインによって構成されています。ラインそのものには問題はないのですが、ラインの交差するポイントでジオパシックストレスが生じます。ラインは、+の電荷を持ったラインと−の電荷を持ったラインが交互にあるため、ラインの交差するポイントは++、−−、そして+−のところがあります。カリー博士によると、++のところでは、細胞の増殖が促されます。(図1)


ハートマングリッド: アーンスト・ハートマン博士が最初に発見したため、この名前がつけられています。このグリッドもまた、ラインそのものではなく、その交差するポイントでジオパシックストレスが生じます。(図2)


                  図1                  図2


さらに、カリーグリッドの交点とハートマングリッドの交点が重なった場所をダブルグリッドといい、より一層影響が強くなります。

 

2. 人工的要因


人口的な要因には、無線や電気製品の発達により増加した電磁波と、高層ビルや地下鉄、下水などの設備によるものがあります。特に、人口的な電磁波は、過去100年ほどの間に、人類や他の生物がそれまで経験したことのない環境を作り出したため、ジオパシックストレスという概念を持たない人々の間でもその影響が懸念されています。


まず、知っておかねばならないことは、人間が電気的なシステムで動いている生物であるということです。目、耳、皮膚などから入ってくる感覚も、筋肉の動きやホルモンの分泌など脳からの指令も、すべて神経を通して電気的な信号で脳との間で送受信されています。飛行機に乗ったときに、離着陸の間は電子機器の使用を禁止されることは知っているかたが多いと思いますが、これは電子機器から発せられる電磁波が航空機の計器に異常をもたらす危険があるからです。航空機の計器に異常をもたらすほどの電磁波が、さらに微弱な電気が流れている人間にも影響を及ぼすであろうことは容易に想像できます。


一般の人には、日常の生活で光以外の電磁波を感じることはないために、電磁波が体に入りこんでいることを実感することは難しいのですが、映りの悪くなったテレビの室内アンテナを指で持つと、映りが良くなることを思い出せば、人間の体がアンテナの代わりになって電磁波を実際に体で受け取っていることが分かるでしょう。


もう一つ重要なことは、電磁波の種類です。電磁波という言葉はよく聞くのですが、実際にどういうものかというと今一つはっきりしないという方が多いのではないでしょうか。電場と磁場が交互に波のように進んでいくものなのですが、波の長さによって性質が大きく異なっています。波長の短いものから、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロウェーブ、電波(テレビ、ラジオ等)があります。レントゲンで使うX線も光も電波も実はみんな電磁波の一種なのです。


光などは人間にとって必要不可欠なもので、有益なものですが、電磁波の中にはそうでないものもあります。ガンマ線やエックス線のように分子から電子を剥ぎ取って分子を壊してしまう電離効果や、マイクロウェーブのように熱を起こす熱効果です。その他にも紫外線もあります。しかし、それよりも波長の長い極低周波の電磁波については、その有害性についてまだ科学的な証明はなされていません。その電磁波は、高圧送電線、また家庭で使われている電線や電化製品から生じる電磁波で50〜60Hzの周波数のものです。これについては、世界各国で疫学調査が行われています。


 

他の生物への影響


ジオパシックストレスは、人間以外の生物にも影響を与えているのですが、その効果は生物により異なります。
人間や犬、馬などにとってはジオパシックストレスは好ましくないものですが、猫、蟻、蜂、カブトムシなどには、ジオパシックストレスは良い影響を与えます。ジオパシックストレスの強いところでは,食物を腐らせてしまう微生物もよく繁殖します。



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